紅茶とイギリスの暮らしの教室

cosy&rosy Dialy

CTC茶

CTC茶

今日の午前は紅茶教室で「基本のロイヤルミルクティー
の作り方とバリエーション」をさせていただきました。

ロイヤルミルクティーや、スパイスと紅茶のレッスンでチャイ
を作る時など、いつも「CTC」という形状の茶葉を使っています。

紅茶教室の生徒さんにはレッスンでご紹介していますが、
今日は、紅茶教室にお越しではない方、あまり紅茶を召しあがら
ない方にもお伝えしたいと思うことがあり、記事にさせて
いただきました。

CTCは、
・Crush(or Cut) 押しつぶす(又はカット)
・Tear 引き裂く
・Curl 粒状に丸める
の頭文字を集めた略語です。
つまり、粒状の丸い形をした茶葉です。

この形状の製法は、「もっと早く、もっと濃く抽出」という
要求から生まれたもので、煮出すお茶やミルクティーに向く
お茶です。

なぜ、ここでご紹介しようと思ったかというと・・・
色々な紅茶があることをご存じでない方、紅茶教室に通い始めた
ばかりの方から、初めてCTC茶という存在を知った時に、あることを
仰る方が多いからなのでした。 それは、
①インドのお土産でもらったけれど、
・これが紅茶だと思えなかった。
・変な怪しい茶葉をもらったと思ってしまった。
・どうにもできず何年も放置。
②金魚のエサのような・・・
③何か(生き物・虫などの)糞かと思った!

そして、CTC茶について知っていただいた後、皆さんそろって
「もったいないことをしました~!!」と仰るのです。

そうなのです。CTC茶は、特にミルクティー好きさんにおすすめの
立派なお茶なのです。(ブラック(ストレート)でもOKですよ)
CTC茶をご存じでなかった皆さん、どうか、賞味期限を切らすほど
放置したり捨てないであげて下さいね♪

(2017年8月 7日)

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