紅茶とイギリスの暮らしの教室

cosy&rosy Dialy

捨てられずに収納箱として

20150908-1.JPG

随分前から、捨てられずに収納箱として使っている箱。
マーガリンが入っていた、プラスチックの容器だ。
今は、アイアンフックや画鋲、ドライバーなど、私の
ちょっとした道具を入れる箱になっています。

簡単に捨てる気持ちになれない理由があるの・・・。
決して特別なものではなく、スーパーに売っている、
(業務用のような)大きいサイズのマーガリンの容器。
だけど、特別な思い出が、特別なものに変えてくれました。

初めて紅茶留学をした時にお世話になった先生の一人に、
とりわけ英国菓子でお世話になった先生がいました。
知識や経験だけでなく、かけがえのない思い出をたくさん
いただき、お別れするのが辛かった最後の日のこと・・・。
クリスマスが近かったため、クリスマスカードとレシピ本を
プレゼントして下さり、そして、ロンドンに向かう駅の
ホームで、電車に乗り込む時に、このマーガリンの空き箱が
入った紙袋を持たせてくれました。私の好きなサンドイッチ
と林檎とバナナを入れた「おべんとう」を持たせてくれた
のです。
ロンドンに着くまでの間、ありがたく嬉しく思う気持ちと、
お別れが寂しい気持ち・・・両方の気持ちで胸がいっぱいに
なって、一人泣きながら、手作りのサンドイッチを味わい
ました。
"そのまま捨ててもいいように"と、マーガリンの空き箱に
入れてくれたのですが、どうしても捨てられず、日本に
持ち帰りました。

そんな、マーガリンの空き箱なのでした。

そして、折角だからと、普段よく目にする日用品を入れて
使っています。
今思えば過去最高に大きなランチボックスだったな(笑)。

賞味期限が印字されているのを見ると、その「時」を
一層感じたりします。2002年・・・。本当に懐かしい。

20150908-2.JPG

(2015年9月 8日)

カテゴリー

最新記事

アーカイブ