神保町の古きよき・・・
先週、久し振りに神田神保町を歩きました。
私が学生時代を過ごしたキャンパスがある思い出の地です。
もう15年前になるのに、あの頃のまま残ってくれていた、古きよき喫茶店や、
よく行ったお店。
社会人になってからも、数回は神保町に来ましたが、いつ来ても、
"戻った気分"になれる。
一緒にいなくても、友人との思い出が鮮明によみがえりました。
古きよき・・・。そんなお店が日本にどのくらい残っているのだろう。
思い出がいっぱいの、そうしたお店で、もうなくなってしまったところも
多いけれど、なんとなく、これからの時代、もう一度こういうお店が出て
くるような気がします。夢に出てきました(笑)。
写真にある中華のお店は、古きよき・・・というお店ではなく、ある日
教授に連れて行っていただいたのがきっかけで、たびたびお昼ご飯を
食べにいったお店ですが、こうして変わりなくそこに在ってくれただけで、
私の心は、ものすごく幸せに満たされたのでした。
その他のほとんどのお店は、しょ・・・昭和!!という感じですね(笑)。
おじちゃん、おばちゃんが好きそうなお店ばかりですが、学生も出入りして
いたのですよ。
イギリスも、どれだけ多くの古きよきティールームが残っているだろう。
毎年必ず、「あのお店がなくなってしまった・・・」とお知らせを聞いたり、
ティールームではなくて、コーヒーショップに改名していたと教えてもらったり。
時代とは、流行とは。
それでも私は、古きよき・・・が、昔から変わらず好きなのでした。
コンクリートのビルに囲まれた、窓を開けると首都高という立地のキャンパスは、
高校時代まで憧れていた(ドラマに出てくるような?!)キャンパスとは程遠く、
信州人気質の私には少し残念なものでしたが(笑)、それでも、神保町という町で
学生時代を送れたことは、過去にも、今にも、しっかり繋がっているように、
今になって実感しています。