イギリス・ポテト事情
イギリスの食事情、今日はポテト事情のお話をさせていただきたいと思います。
イギリスで主食とされているポテト。スーパーやマーケットに行くと、沢山の種類のポテトに「わ~ぉ♪」と嬉しくなります。様々な調理法で登場しますので、それぞれのポテトが、特にどの調理法に向いているか、写真のように掲示があったりします。写真では、あれもこれもは種類が書かれていませんが、もっと色々あり、おすすめ用途も記されています。
ある年のCosy&Rosyの生徒さん向け「イギリス現地研修」で訪れたパブで、「本日のロースト」をオーダーした時のことを今でもよく覚えています。
イギリスが初めての生徒さんばかりだったのですが、‟そのポテト達"を見てびっくり!!されていました。 なぜなら、そのプレートの上には、ポテトが3種類あったからです。 ①ローストポテト、②スティームドポテト、③マッシュポテト!!!
私も実は、3種の調理法のポテトが仲良くそろっていることは初めてでしたし、あまりに素朴で地味な色合いの一皿でしたので、「イギリスならではかも...^^」と楽しい気分になったのでした。
でもですね...本当は!?メニュー上ではポテトは2種で、他にも彩りよく違う野菜がもっと多くそえられていて...(笑)。 あれれ???彩りのよい野菜が、とても少ない。
私たちが訪れた時、もしかしたら「本日のロースト」に使う野菜が切れてきたタイミングだったのかもしれませんね。‟替わりに(違う)ポテト"を増やして補ってくれたのかもしれませんね。この時以降、私はこんなにポテトだらけのプレートだったことはありません(笑)。
ポテトと言えば、「パイとは言うけれどパイ生地ではなくポテトをのせて焼くパイ」のご紹介もよくさせていただいていますが、そのくらい、ポテトが食卓に当たり前にあるイギリスなのでした。