パイナップル アップサイドダウンケーキ ・紅茶のおとも
2024年10月のイギリスの暮らしの教室が終了しました。お越し下さった皆様、どうもありがとうございました。今月は、パイナップルのアップサイドダウンケーキを作りました。
このケーキに対し「これは英国菓子ではない」と思い込んでいたのですが、よく考えたら、英子菓子として定着しているキャロットケーキも、どこの国でも作られ、販売され、馴染みのあるケーキですよね。パイナップルのアップサイドダウンケーキは、キャロットケーキほどではないかもしれませんが、そうは言ってもイギリスの友人宅でも登場するし...よし、今度レッスンでぜひ作ろうと思えたわけです。
そして何よりそのきっかけとなったことがありました。今年5月に英国ヨークシャーに滞在していた時に、ほぼ親戚づきあいの友人ブリジットのお家に4,5日お世話になった時のこと...。ブリジットが、パイナップルのアップサイドダウンケーキを作ってくれたのでした。私がこれまで作っていた同ケーキも気に入ってはいますが、彼女が作ってくれたケーキの方が美味しくて感動したのです♪そしてレシピを教えてもらいました。
材料の違いの関係もあり、レシピ通りだと再現に至らなかった点は配合を調整して対応しましたが、ほぼブリジットのレシピ通り、そして"例のこだわり"通りに仕上がりました。
短時間で作れるすっごく簡単な家庭菓子なので、「一度作って終わらない毎年作りたくなるおやつ」になってくれたら嬉しいです。
今回は各回、微妙に違いが生まれました。(意図的に生みました)「ブリジットのこだわり」、ご納得いただけましたでしょうか?
それから、どの回だったか...ブリジットのケーキに寄せて色濃くしないように、甜菜糖のグラニュー糖を使用して、焼き時間も3分減らしたケーキを召し上がっていただいた回もありました。
余談ですが、私の服装は(お洗濯の関係で)5回中4回は、パイナップルのアップサイドダウンがテーマでしたよ(笑)。 パイナップルの輪切りのような黄色のリングのデザインが散りばめられたトップス、そしてボトムスは冠芽(茎&葉?)のイメージで緑!でした。Tさんが「先生、パイナップルみたいなお洋服ですね!」と気づいて下さり感激でした。
11月は、ガイフォークスデーに合わせてヨークシャーパーキンです。もう...ホントに見事に茶色!(笑) 地味すぎるけれど、しみじみと紅茶が合う、紅茶がすすむ、会話さえ止まる⁉︎ので、楽しみにお待ち下さいませ☺︎